コラム
夏の車トラブルを防ぐ!暑い季節のカーライフを快適にする対策とは?


1. 夏は車のトラブルが増える季節
夏は高温や強い日差しにより、車にとっては過酷な季節です。特に、バッテリー上がり・エアコンの不調・タイヤのバーストなど、気温が高い季節特有のトラブルが起こりやすくなります。この記事では、夏に多い車のトラブルと、その予防法をわかりやすく解説します。
2. エアコンの効きが悪い?原因と対策
よくある原因
- エアコンガスの不足
- エアコンフィルターの目詰まり
- コンプレッサーの劣化
夏に「冷えが悪い」と感じたら、まずはフィルターやガス量を点検しましょう。冷たい風が出ない場合、整備工場で点検してもらうことをおすすめします。
予防策
- 毎年春先に点検を行う
- フィルターは1年または1万kmごとに交換
- 真夏になる前に一度冷房を試運転しておく
3. タイヤの空気圧とひび割れに要注意
夏場はアスファルトの温度が60℃以上になることもあり、タイヤの空気が膨張しやすくなります。空気圧が高くなりすぎたり、劣化したタイヤはバーストのリスクが高まります。
チェックポイント
- 溝の深さ(スリップサイン)
- 空気圧(1ヶ月に1度は点検)
- タイヤの製造年(4?5年経過なら交換を検討)
安全運転のためには、夏前にタイヤ点検を行うことが重要です。
4. バッテリーも夏に弱い!?
バッテリーは冬に弱いイメージがありますが、実は夏の高温も大敵です。高温によって電解液が蒸発しやすく、寿命が縮む原因になります。
対策
- ボンネット内の熱対策を意識する(直射日光を避ける)
- 点検時にバッテリーの電圧と液量を確認
- 使用年数が3年を超えていれば交換を視野に
出先で突然バッテリーが上がると、JAFなどの救援を呼ぶしかなくなります。事前のチェックで安心を。
5. 暑さ対策グッズで快適カーライフを
夏のドライブを快適にするためには、便利な車内グッズも活用しましょう。
おすすめグッズ
- サンシェード(直射日光をカット)
- 車用扇風機(エアコンとの併用で効率UP)
- クールシート(座席の熱さを和らげる)
- 保冷ドリンクホルダー
また、ダッシュボードの上にスマートフォンなどを置いておくと、熱暴走の原因になりますので要注意です。
6. 水分補給と熱中症対策も忘れずに
車内温度は夏場、短時間で50℃近くまで上昇します。外気温よりもはるかに熱くなり、熱中症のリスクも高まります。
運転中の注意点
- 長時間のアイドリングは避ける(車内温度が急上昇)
- こまめな水分補給
- 小さな子どもやペットを車内に残さない
特に渋滞時や高速道路では熱中症対策が不可欠です。意識して対策をとりましょう。
7. まとめ:事前の点検と工夫で安心・快適な夏に
夏の暑さは車にもドライバーにも負担をかけます。しかし、事前にしっかり点検し、便利グッズを取り入れることで、快適で安全なカーライフを過ごすことができます。
お盆や夏休みの旅行シーズンは、車の使用頻度も上がる時期です。愛車をしっかりメンテナンスして、楽しい夏のドライブを満喫しましょう!